【どっちがいいの?鳴き声は?】イエコオロギとフタホシコオロギを両方飼育してみた。

爬虫類飼育者の皆様、
食わさず嫌いはいけませんよ。
ヨーロッパイエコオロギ(以下イエコ)より臭い、うるさい、雑魚い。
こんな理由でフタホシコオロギ(以下フタホシ)を避けている爬虫類・両生類飼育者いませんか?
つい最近まで私もその中の1人でした。
先に謝ります。
フタホシさん、ごめんなさい。
完全に食わず嫌いでした🙇
かなり優秀じゃないですか!フタホシさん。
今までイエコにこだわっていたのが馬鹿らしくなりました。
本記事では、2大餌コオロギ、イエコとフタホシについて簡単に比較してみました。
イエコとフタホシどちらがいいか?
結論を先に言います。
どっちでもいい。
本記事を参考に、お好きなコオロギを選んでください。
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イエコとフタホシのサイズ
一般的にイエコよりフタホシの方が大きいと言われています。
成虫の大きさで比較してみます。
フタホシの成虫は3センチ前後、イエコの成虫は2センチ前後。
高々1センチ程度の違いですが、成虫になるとだいぶ迫力に違いがあります。
フタホシの成虫ともなると、虫嫌いの人にはちょっと厳しいかもしれません。
ただしボリューム感は圧倒的にフタホシの方がありますから、イエコよりも少ない数でペット達は満足してくれます。
コスパはフタホシの方がいいかもしれませんね。
イエコとフタホシの栄養の差
よくフタホシの方が栄養があるなどと言われることもありますが、それほど大差ありません。
1匹当たりで比較してしまうと、当然サイズが大きいフタホシの方が栄養は多そうですが。。。。
ただし水分含有量はフタホシの方が多いのは間違いありません。
確かにフタホシの方が、明らかにプリッとしてて水分が豊富そうです。
こんな事をいうのも何ですが、フタホシの方が明らかに美味しそうに見えます。。。。。😋
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レオパはイエコとフタホシどちらも好き?
見た目的には少しフタホシの方が美味しそうには見えますが、実際にはどうなんでしょうか。
私の飼育しているペット達(レオパ・ツノガエル)に関しては、どちらの方を好んで食べるということはないようです。
さすが活き餌です。
両方ともガッツリ食いついてくれます。
ただし、少しだけ感じることは、フタホシの方が、黒くてやや大きめなので、視認性が良いような感じがします。
特にレオパは、影に反応しているくらいですから、黒いフタホシを近づけるとすぐに反応します。
そとりあえずその程度の違いしか感じません。
拒食かもしれないと感じたら、ひとまずコオロギの種類を変えてみるというのはありですね。
▼レオパの拒食についてまとめた記事はこちら
→【最悪死ぬことも!?】レオパが餌を食べない!拒食の原因と対処法
イエコよりフタホシの方が見た目が気持ち悪い
これは何ともいえません。
慣れですね、はっきり言って。
フタホシの方がキモいと言われる1番の原因はその色と大きさでしょう。
確かにフタホシは最初から黒々でツヤツヤしてて、成長すると結構大きくなるので、ゴキブリを連想させるので気持ち悪く感じる方もいると思います。
一方イエコは成虫になってもフタホシに比べてやや小ぶりで、色も白というか、ベージュというか。。。。。
ただしイエコのこの体色も、管理しているうちにくすんで黒ずんできます。
充分キモいですよ、動きも素早いですし、かなりの脅威です😥
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イエコよりフタホシの方が臭う?
はい、フタホシの方がイエコより臭います。
コオロギの臭いというよりコオロギの排泄物の臭いですね。
フタホシの方がイエコと比較して圧倒的に排泄物が多いのです。
最初は、フタホシの糞量に驚きました。
排泄物の量が多い分、フタホシの方が臭いが強くなるのだと思います。
排泄物自体の臭いは、与える餌に結構左右されます。
植物性の餌を中心に与えていれば、排泄物の臭いは結構抑えられます。
コオロギ全般に言えることですが、1週間に1度程度掃除、植物性の餌中心、これを徹底していれば我慢できないような臭いを放つことはありません。
▼餌用コオロギの飼育管理についてまとめた記事はこちら
イエコもフタホシも鳴く
フタホシの鳴き声はうるさいという情報をよく目にします。
あくまでも個人的な感想ですが、正直大差ありません。
ただし、煩くないと言ってしまうと嘘つきになってしまいます。
イエコもフタホシも、だいたいですが、Sサイズを300匹程度購入して管理する場合がほとんどです。
購入したばかりは当然鳴きません。
鳴くくらいまで成長する頃には餌としてそれなりの数が消費されています。
そう考えると最初から成虫を300匹購入する勇気はありませんね。
イエコであろうがフタホシであろうが、かなりの騒音となるでしょう。
鳴き声の好みにも左右されそうです。
イエコの方がやや軽い鳴き方をするので、フタホシの方がうるさいという意見が多いのかもしれません。
どちらにしても、大量に、しかも室内で飼育するとなると確実にうるさいのではないかと思われます。
私の場合、現在300匹程度Sサイズのフタホシコオロギ購入し、マンションのベランダで飼育管理しています。
購入して1ヶ月後位から鳴き始めました。
今のところ隣人からのクレームなどもきたことはありません。
餌として食べられて日々減っていきますし。
ただし、500匹とかを超えてくるとどうなんでしょうか。
結構凄まじい鳴き声になるような気がしなくもありません😱
いずれにしても大量に管理しないのであれば同じようなもんです。
まあ、あまりうるさく感じるようでしたら、オスの羽を切るという荒業もあるようです。
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イエコの方がフタホシより丈夫?
コオロギ管理の経験者からはフタホシは雑魚いとか、すぐ死ぬ、などとよくいわれています。
色々な情報をまとめると、フタホシよりイエコの方が丈夫であることは間違いないようです。
ただし、これは適切ではない環境で管理された場合、イエコの方がフタホシよりやや耐久性があるだけではないのかと感じます。
不適切な環境とは、餌切れ、水切れ、風通しが悪い、空間不足などでしょうか?
このような環境で管理された場合、イエコの方が少し耐えられるかもしれませんが、結局は大量死が待っています。
何度もイエコを大量死させている私が言っているので間違いありません。
威張れませんが。。。。。😩
コオロギ管理の環境を見直してからはイエコも大量死を起こさなくなりました。
今回初めて管理するフタホシも、同じ環境下で、今の所大量死を起こすことなく元気に過ごしてます。
もちろん適切な環境でも、何匹かは死んでしまいますし、共食いもします。
それはイエコもフタホシも大して変わりません。
そう!!コオロギなんてそもそも雑魚いのです!!!
コオロギに丈夫さを求めちゃいけません。
大量死さえ起こさなければいいのです。
▼餌用コオロギの大量死についてまとめた記事はこちら
→レオパ飼育より難しい!?餌用コオロギの飼育管理がうまくいかない
フタホシは動きが遅い
これは自信を持って断言できます。
フタホシの方が断然動きが遅い。
虫ですからそれなりに速くは動きます。
ただしイエコと比較したら相当にスローに感じます。
ピンセットで難なく掴ませてくれることも多々あるぐらいです。
イエコではそうはいきません。
ワープ、ジャンプの連続でピンセットで無理やり掴もうものならほぼほぼ生き餌ではなくなります😇
イエコはジャンプ力もかなりあるので脱走も度々されます。
はっきり言って、かなりストレスです。
そういった意味での扱いやすさでは、圧倒的にフタホシの方が扱いやすいといえます。
▼餌用コオロギの扱いについてまとめた記事はこちら
フタホシの方が攻撃的?
フタホシを撒き餌にすると、食べ残されたフタホシにレオパなどの個体が噛みつかれるなどとよく言われています。
私自身は撒き餌ではなく、容器の中に置き餌として置くのでその経験はありません。
ただし、フタホシの飼育容器を観察していると、特に餌の時などコオロギ同士でかなり激しくやりあってる様子を確認できます。
確かにかなり攻撃的です。
イエコではあまり見られなかったことです。
フタホシの場合、撒き餌は避けて、直接ピンセットか、後ろ脚を抜いて脱出できない餌容器の中に置き餌として入れて置くのが賢明です。
▼活き餌を飼育される方はご用心!?
→【両生類・爬虫類は?】蚊取り線香(殺虫剤)がペットに与える影響
まとめ
- イエコよりフタホシの方が大きい
- イエコとフタホシの栄養の差はあまりない
- 水分含有量はフタホシが勝る
- イエコもフタホシも虫が苦手な人にはどちらもキモい
- どちらも鳴き声はうるさいが、イエコん鳴き声の方がやや軽やか
- 適切な環境で管理すれば、丈夫さに大差なし
- フタホシの方が動きが遅く圧倒的に扱いやすい。
- フタホシは攻撃的
以上、ヨーロッパイエコオロギとフタホシコオロギについてまとめました。
以前までは餌用のコオロギといえばヨーロッパイエコオロギ一辺倒でした。
しかし一度フタホシコオロギを飼育管理してからは、その美味しそうな見た目とサイズ感、そして圧倒的な扱いやすさから、ヨーロッパイエコオロギに戻る気にはなれません。
爬虫類・両生類飼育者で、すぐ死ぬ、うるさいなどの理由などからフタホシコオロギを避けている方は一度試してみるのもいいかもしれません。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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