ヒョウモントカゲモドキ(レオパ)は虫以外の餌(人工餌など)だけで飼育可能か?

ヒョウモントカゲモドキを飼いたいけど、虫や生き餌はちょっと。。。。。
→【レオパの餌にデュビア!】レオパはデュビアを食べない?サイズは?(虫画像なし!)
もうコオロギはこりごりだ!!生き餌は高いし管理も大変だから人工餌で飼育したい。。。
こんな理由でこちらのページにたどり着いた方も多いのではないでしょうか?
確かに100%人工餌でヒョウモントカゲモドキを飼育できたら、飼育のハードルがかなり下がりますよね。
結論からいいます。
人工餌のみでヒョウモントカゲモドキを終生飼育できるかどうかは運次第。
なぜ運次第なのか。
解説していきたいと思います。
▼ 爬虫類・両生類に関係する副業をしてみたい!
将来的にブリーターになりたい!
そんな方はコチラもチェックしてみて下さい。
→【資格は?】会社員は爬虫類(ペット)の副業ブリーダーになれる?
人工餌はヒョウモントカゲモドキの栄養面・管理面では超優秀です
人工餌はいくつかの種類が販売されていますが、どれも非常に栄養的にバランスの取れていて優秀です。
ヒョウモントカゲモドキにとってはスーパーフード✨
生きるための栄養が無駄なく詰まった塊です。
当然必要なものはすべて含まれているので、生き餌を与える際に必要なカルシウムのダスティングも不要です。
与えすぎると肥満になって健康を害してしまうので注意が必要ですが、適切な量(これが結構難しい)を与えていれば、全く問題なく育てることができます。
ドライタイプであれば保存もきくので管理も簡単です。
こんなにも素晴らしい人工餌。
人工餌のみで生涯飼育できたら最高ですよね?
ところがそう簡単にいかないもんなんです。。。。。
▼ヒョウモントカゲモドキ飼育はこれ一冊あればOK!!
ヒョウモントカゲモドキが人工餌で飼育されていたかの確認は必須です
お迎えする前に管理されていたショップで何を食べていたか?
どんな与えられ方をしていたか?
ここが一つ大きなポイントです。
生き餌のみを与えられていた場合は人工餌に見向きもしない場合もあります。
個体によっては動いていないと餌として認識してくれません。
ピンセットに慣れていれば上手に動かせば食べてもらえる場合もあります。
反面、あっさりと人工餌に餌付いてしまう場合もあります。
冷凍コオロギを代表する冷凍虫をピンセットで与えられていた場合は結構人工餌も食べてくれることが多いようです。
参考記事:コオロギ飼育からの卒業!?レオパの餌に栄誉満点?冷凍イナゴを試す!
我が家のヒョウモントカゲモドキも、ペットショップでは冷凍コオロギを食べていましたが、ピンセットも怖がらず、人工餌をあっさり食べてくれました。
ショップで人工餌で慣らされていればそのまま人工餌を食べてくれます。
ケージに生き餌を放って、自らハンティングさえるスタイルで管理されている個体もいます。
この場合、まずはピンセットに慣らすことから始めるので人工餌に慣れさすのはより苦労するかもしれません。
人工餌でヒョウモントカゲモドキの飼育を始めたい方は、ショップで人工餌に餌付いていることを確認してお迎えするのも1つの手段です。
それでも終生人工餌で飼育できるとは限らないのです。
人工餌を食べない!!ヒョウモントカゲモドキの拒食or偏食
ヒョウモントカゲモドキは拒食します。
それもある日突然に。。。。
今まで食べていた餌を食べなくなることがあります。
原因は色々あると言われています。
どこか身体が不調であったり、温度や湿度などの環境の変化によるものだったり。。。。。
原因を取り除けば改善するような拒食ならまだマシです。
やっかいなのはそれ以外の拒食。
急に、もう飽きたと言わんばかりに、プイッと横を向いてしまいます。
前回の給餌の時まではダッシュで近づいてきて食らいついていたのに。。。。
これ、レオパあるあるだと思います。
▼ヒョウモントカゲモドキの拒食についてまとめた記事はこちら
→【最悪死ぬことも!?】レオパが餌を食べない!拒食の原因と対処法
拒食とは正確にいうと1ヶ月位、どんな餌も受けつけない状態。
1つの餌を食べなくなった場合は拒食とはいえません。
ただ単純に飽きたのです。
ヤモリだからといって馬鹿にはできません。
それぞれ性格らしきものがあるのは確かです。
犬や猫であれば、偏食という言葉で片付けられ、お腹を空かせて食べるまで放置なんてことができます。
しかしヒョウモントカゲモドキではそうはいきません。
腹を空かせて食べてくれればラッキーですが、本格的な拒食の場合、最悪死ぬまで食べないなんてこともあります😱
またベビー時期は毎日でも餌を与えたい位なので、餌を食べなくなることは成長にも影響が出ますし、長く続くと衰弱して死んでしまいます👼
もちろん同じ餌を食べ続けてくれる場合もありますので、こればかりは個性によります。
だからこそ人工餌だけで飼育できるかは運次第なのです。
ただ、与えている餌を食べなくなった場合、それなりに早めに対策しなければなりません。
▼ヒョウモントカゲモドキの餌についてまとめた記事はこちら
ヒョウモントカゲモドキが人工餌を食べない
1度拒否されたからといってその餌を食べなくなったとは限りません。
何日か開けて与えると今まで通り食べたりします。
とにかくヒョウモントカゲモドキは気まぐれヤモリなのです。
人間にはわからない、微妙な体調によるものなのかもしれませんが。。。。
与えていた人工餌を食べてくれなくなったらどうするか?
答えは1つ。
餌を変えること。
これに尽きます。
人工餌をあきらめきれないのであれば、とりあえず違う種類の人工餌を試してみるといいかもしれません。
これで食べてくれれば当面はOKです。
どの人工餌も食べないようであれば冷凍コオロギを代表とする冷凍エサ虫や、生き餌を与える必要があります。
意外と扱いやすい生き餌もありますよ。
→【レオパの餌にデュビア!】レオパはデュビアを食べない?サイズは?(虫画像なし!)
我が家のヒョウモントカゲモドキは、ショップからお迎えして半年位は人工餌のみで問題なく育っていました。
しかし、半年を過ぎた辺りから、食いつきが悪くなったので、活コオロギに変更しました。
今では、何種類かの生き餌と人工餌を順番にローテーションしながら与えています。
→【拒食防止!!】レオパ成体に毎日給餌!その結果は!?給餌量は!?
食いつきは良好です。
色々な種類の餌を与えた方が、栄養面でも、消化管の機能的にもいいのではないかと感じます。
まとめ
とにかく個性豊かなヒョウモントカゲモドキ。
人工餌で終生飼育できるかはヒョウモントカゲモドキ次第。
その気まぐれさが大きな魅力だったりもします。
ヒョウモントカゲモドキを飼育する以上、いつでも人工餌以外の餌も扱えるようにしておくことが必要です。
ヒョウモントカゲモドキに限らず、人間のエゴでペットを飼育させてもらう以上、できるだけペットが快適に生活できる努力をしてあげたいですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
▼人工餌だけど人工餌じゃない!?
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません