突然死のリスクも!?ヒョウモントカゲモドキ(レオパ)の肥満と体重管理
いろんな仕草がとっても可愛らしいレオパードゲッコー。
通称レオパ。
私は、餌に気づいた時のハッ👀とする仕草が大好きです❤
また美味しそうな顔して食べるんだな、これが。
だからといって、何も考えずに餌をたくさんあげているとあっという間にレオパは肥満になります。
レオパにとって、肥満は長生きの大敵。
願うのはレオパの健康長寿。
しっかりと体重管理して、少しでも長くかわいいレオパと過ごしたいですよね。
最近飼っているレオパのお腹が立派になってきてる気がする!!
うちのレオパもしかして、
デブじゃね!?(ビックボス風)
そんな風に感じている方、必読です。
レオパの月齢別平均体重
月齢別のレオパの標準的な体重です。
※あくまで参考値なので、この数字を超えているからといって即肥満というわけではありません。
ベビー(孵化〜1ヶ月)
体重は2〜5g前後
全長は12cm程度まで
ブリードしていないとこの月齢のレオパを扱う機会はあまりありませんね。
ヤング(1ヶ月〜3ヶ月)
体重は10〜20g前後
全長は12〜15cm程度
ショップに並ぶのはだいたいこの辺りの月齢からですね。
我が家のレオパも生後2ヶ月位でお迎えしました。
サブアダルト(3ヶ月〜8ヶ月)
体重は20〜50g
全長は15〜18cm
まだまだ成長途中です。
体重が増えすぎる心配はまだ不要な月齢です。
アダルト(8ヶ月以降)
体重は50〜60g
全長は18〜25cm程度
これらはあくまで目安です。
当然、全長が大きなレオパは体重も多くなります。
また、8ヶ月でピタリと成長が止まるわけではありません。
8ヶ月以降1年半くらいまではゆっくりと成長する感じです。
我が家のレオパも、8ヶ月〜1年半位の間で5g程度体重が増えていました。
▼レオパの飼育本といえばこちら!レオパを飼育する上で持っていて損はない!!
レオパが肥満かどうかの目安
レオパが肥満かどうかの目安は主に2つ。
この2つの目安と先程述べたレオパの標準的な体重を参考にして、肥満かどうかが判断できます。
脇ぷに
レオパの肥満の見分け方として代表的なものは脇ぷにですね。
尻尾に蓄えられなくなった栄養が脇周辺に蓄えられて脇のあたりが膨らむなどと言われています。
ただし脇ぷにができやすい個体もいれば、できない個体もいるようです。
体型
レオパの首の太さより尻尾の太さ(1番太い部分)が上回ってくるようだと肥満と言われています。
首の太さもある程度個体差があるので、体重と併せて判断したいですね。
明らかに首よりも尻尾が太ければ肥満と考えていいのではないでしょうか。
レオパの体重管理(ダイエット)
レオパが肥満になってしまったら?
レオパに長く生きてもらうためには肥満のままでいいわけありません。
肥満は寿命を縮めてしまいます😱
飼育しているレオパに合った方法で肥満を改善してあげましょう。
レオパのケージに回し車
ケージ内にハムスターなどが使う回し車を設置して飼育しているのをツイッターなどでたまに見かけます。
中には回し車を上手に回すレオパもいるようです。
一応運動にはなりそうですね。
ただおそらくレオパの運動としては正常な運動ではないのではないかと思います。
回し車で怪我をしてしまうリスクもゼロではありません。
回し車で気持ちよさそうに寝ているレオパも見たことがあります。
回し車の存在がレオパのストレスになっていないようなら設置しておいてもいいかなという感じでしょうか。
▼レオパ飼育に適したハムスター用ケージについてまとめた記事はこちら。
≫暖突は設置可?レイアウトは?レオパ飼育ケージはグラスハーモニー450が最適?
レオパのケージを広くする
ケージを広くしてレオパにたくさん動いてもらえば肥満防止になるのでしょうか?
これも微妙なところです。
動かないレオパはホントに動きません。
動くタイプのレオパは結構ケージ内を動き回ります。
そもそもレオパは夜行性で、それほど活動的に動き回るヤモリではないようです。
狭いところも好みます。
何しろ怖がりで臆病なヤモリです。
広すぎるのもかえってストレスになる可能性もあります。
広すぎると温度・湿度管理も難しくなりますよね?
体重管理のためにむやみににケージを広くするというのはあまりいい方法ではなさそうです。
レオパの散歩(部屋んぽ)
レオパの運動不足のためにレオパをケージから出して散歩させる。
よく言われている部屋んぽというやつです。
さすがに広い部屋を散歩させるので、ある程度の運動にはなりそうです。
部屋んぽの話題になると必ず出てくる反対派、賛成派の議論😥
私は特に反対派ではないのですが、部屋んぽはさせたことはありません。
1番の理由は、ちょっとしたスキに、逃げられてしまうことへの恐怖です😱
狭いところに逃げ込まれたらもう手がつけられません。
他の理由として、我が家のレオパは、人がいる時にケージの外に出されるのがあまり好きではないから。
というより、ほとんど出たがりません。
寝静まるとケージの壁を登ろうとしてる音は聞こえるので、脱走願望はあるようです💦
ケージから出たくもない我が家のレオパにとって、広い部屋を散歩させるのは恐怖でしかないでしょう。
ストレスとなって拒食にでもなられたらたまりません。
部屋んぽに関しては、危険がないように部屋を整えて、さらにレオパとの信頼関係を充分に構築してからさせることをオススメします。
我が家のレオパのように、ケージ外にあまり出たがらないレオパもいますからね。
この辺はレオパの性格を見極めてから慎重にやったほうがいいと思います。
中には、飼い主の姿を見ると、ケージから出してもらいたくてアピールするレオパもいますからね。
レオパの食事(餌)で調整
餌の量や餌の種類でレオパの体重を管理する。
私個人としては、これが1番いい方法だと思います。
この方法であれば、どんなタイプのレオパでも実践できます。
ちなみに私はあまり頻繁に体重測定をしません。
毎日良く観察して、尻尾の太さや、脇ぷに、食欲などで餌の量を調節しています。
レオパは体重が体型に出やすいので、肥満気味になるとすぐにわかります。
やはり冬場は肥満になりやすいような印象を受けます。
冬場は食欲も落ちることも多いですが、同時に活性も落ちるようです。
私の給餌方法の基本は、毎日給餌。
何種類かの餌を用意しておくと、レオパの様子に併せて選べるので便利です。
毎日給餌をベースに、レオパの様子を見ながら、1日空けたり、2日空けたりして給餌量を調整しています。
必要に応じて餌の種類を変えたりもします。
ちなみに、人工餌は比較的肥満になりやすい印象です。
大切なのは、1週間で食べる餌の量を把握することと、とにかくレオパをよく観察すること。
これが大切ですね。
活き餌の時はカルシウム添加もお忘れなく。
腸内環境のためにレプラーゼも添加できればGoodですね👍
▼毎日給餌の方法が気になる方はこちら
≫【拒食防止!!】レオパ成体に毎日給餌!その結果は!?給餌量は!?
まとめ
- レオパの月齢別平均体重
- 肥満の目安
- レオパの体重管理
以上レオパの体重と肥満についてまとめました。
レオパの肥満は寿命を縮めるだけではなく、様々なトラブルを引き起こす原因となります。
肥満の解消、予防をすることで、せっかく家族の一員としてお迎えしたレオパと、できるだけ長く一緒に過ごしたいですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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