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【ヒョウモントカゲモドキ(レオパ)の餌】少量のデュビアをシェルターなしのケースで飼育!!

2021年7月1日

デュビア最高!!

また言ってるねソレ。

うん。でもなんだかデュビアの成長が遅い気が。。。。。

デュビアはもともと成長が遅いんだよね?

我が家のレオパの好物、デュビア。

もちろん生きているやつです。

衣装ケースや虫かごにシェルターを並べて餌を与える以外は放置。

よくある定番のデュビアの飼育方法。

似たような方法で何千匹ものデュビアを繁殖・飼育管理されている方は多いかと思います。

実際私も同じような方法でデュビアを飼育管理していました。

が、

あまり育たない、デュビアが💢

このようなデュビアの飼育方法は、私のような繁殖を目的としない100〜200匹程度の少量のデュビア飼育には向かない模様。

インターネットやら、ツイッターやらから情報をかき集める毎日。

ありがたいことに、世の中には沢山いるものですね、デュビアのプロフェッショナルが。

プロの方法には従うべし。

そしてようやく辿り着いたのは。。。。。

思い切ってシェルターを撤去。

爬虫類や両生類の餌のために少量のデュビアをストックしたい方は必読です。

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デュビアの特性を知る

まずはデュビアのことを知る必要があります。

デュビアは中米から南米に生息するゴキブリ。

そう、あくまでもゴキブリです。

ただし正式にはアルゼンチンモリゴキブリと名付けられているだけあって、主に生活する場所は森林。

デュビアは湿度に非常に弱いとよく言われますがどうなんでしょうか?

森林といえばそれなりの湿度があるもの。

湿度というよりも、過湿により発生するダニ通気性に注意すればある程度の湿度は問題ないかと思います。

これは餌虫飼育で共通して言えることですが、通気性の悪さは悪臭発生の原因にもなるので通気性の確保は必須です。

ここからがデュビア最大の特性です。

密集を好む。

さすがゴキブリ。

少々の過密ではへこたれません。

コオロギなんかは、過密にすると即大量死ですからね。。。。

参考記事:レオパ飼育より難しい!?餌用コオロギの飼育がうまくいかない

但し注意しなければなりません。

あくまでも好むのは密集であって、過密ではありません。

勿論過密でも死んでしまったりはしませんが。。。。

この辺りの特性を踏まえつつ、デュビアの飼育環境を見直していきます。

デュビアから卵パックシェルターを奪う

今までは定番の卵パックシェルターとして使用するスタイル。

このスタイルははっきり言って大量のデュビアの飼育管理に適しているといえます。

大量のデュビアを管理するのであればそれなりに程良い密集を求めてデュビアたちも動きます。

動けば餌に出会う機会も増えるので、しっかりと成長してくれます。

ところが私のような200匹程度の少量デュビアの飼育では次のような問題が生じてきます。

デュビア卵パック好きすぎ問題💦

あまり卵パックから出てこないんです、デュビアが。

卵パックのくぼみの部分にデュビアが密集したままほとんど出てきません。

少量のデュビアなので、くぼみ以外の場所は閑散としています。

当然餌もあまり減らず、デュビア達の成長もかなり緩慢になります。

レオパツノガエルの大切な食事ですから、しっかり餌を食べてもらわないと困ります。

スカスカの痩せデュビアでは困るのです。

もちろんシェルターには湿気を吸い取ってくれたり保温性に優れるなどのメリットがあります。

しかし、今回は思い切ってシェルターを撤去して程よく密集して、程よく動き回ってもらうことにします。

そう、心を鬼にして

デュビアからシェルターを奪うのです。

デュビアをプラスチック製ケースから自作飼育容器へ

今までデュビアの飼育管理で使用していたのは、プラスチック製のいわゆる普通の虫かご。

25cm×15cm×15cm位の大きさでしょうか。

卵パックシェルターを何枚か重ねて使用するので、それなりの高さと広さが必要となります。

シェルターを足場にして蓋までデュビアがびっしりなんて嫌ですから。

もちろんデュビアはプラスチックケースの壁は登れませんのでご安心を。

今回使用する飼育容器は、100均などで購入できる浅型のタッパー。

20cm✕10cm✕6cm程度の大きさ。

今回飼育ケース内に置くのは餌皿くらいなので、高さもこの程度で充分です。

繰り返しになりますが、つるつるの容器では、デュビアは足場がない限り上までこれません。

無駄に深いとむしろ空気が下の方で滞りやすいので、必要以上の高さは不要です。

かなりコンパクトでテレビボードの下などにも置けそうです。

かないですけどね

このタッパーの蓋を適当にくりぬきます。

餌虫を飼育するようになって大活躍のグルーガンを使い、くり抜いた部分に不織布を貼り付けます。

これで新デュビア飼育容器の完成です。

100均で購入できるタッパーはサイズも豊富でワラジムシの飼育やら、ミールワームの飼育やらに大活躍。

シェルターを置かないだけでこんなにもコンパクトに100〜200匹のデュビアを飼育管理できます。

比較として500mlのペットボトルを置いてみました。透けて見えるのがデュビア。

歩くカルシウム!!ワラジムシの飼育についてはこちら!!

           👇👇👇

デュビアの床材にゼオライト

シェルターを使用すればシェルターがデュビアの足場になりますが今回はシェルターなしです。

今までデュビア飼育に床材なんて敷いてませんでしたが、今回は床材を敷きます。

使用するのはこれまた100均で調達できるゼオライト

粘土鉱物の一種らしいです。

このゼオライドがかなりの優れもの。

何が優れているかというと、まずはその調湿作用

湿度が高すぎる時は湿気を吸収してくれます。

よく湿度対策で、炭を飼育容器に入れたりしますが、ゼオライトの吸湿力は炭の3倍もあるとか。

さらにこのゼオライトの粉末がダニを窒息させるので防ダニにもなります。

素晴らしいですね。

一石三鳥くらいの魔法の床材です。

これを自作したケースに薄めに敷き詰めます。

あまり厚く敷きすぎると、デュビアが潜ってしまいますので薄めに敷くのがオススメです。

ちなみに掃除はほとんどしません。

容器内が蒸れない限りはデュビアの糞は臭いません。

成長には糞も必要と言われているので、餌として与えきったタイミングか、新たにデュビアを追加する時が掃除のタイミングです。

最後に

デュビアの新しい飼育環境のまとめです。

  • シェルターなし
  • 自家製浅型タッパー
  • 床材にゼオライト

この飼育環境にしてから1ヶ月位経ちます。

餌皿の餌も1〜2日で無くなるようになり、デュビアもしっかり成長してるのがはっきりとわかります。

省スペースで飼育管理できて、臭いもしない。

やっぱりデュビアは最高ですね。

ゴキブリですが。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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