おすすめ!テラリウムケージでヒョウモントカゲモドキ(レオパ)を飼育


レオパを我が家にお迎えして半年が経ちました。
レオパをお迎えする時に1番悩んだのが飼育ケージ。
以前の記事でも紹介させていただきました、悩み抜いた末、ケージにはジェックス グラステリア アクアテラ スリム450を使用しています。
こちらテラリウム用のケージですが。。。。。。。
とにかく使いやすい!!快適すぎる!!
これが半年このケージで飼育した正直な感想です。
今回はこのテラリウム用ケージのメリットを中心に、最後に思わぬ落とし穴についても紹介させていただきます。
メリット
こちらのケージの1番の特徴といえば何といってもその形状。
水槽の前面が大胆に斜めにカットされています。
フレームもなく見た目も何だかおしゃれな感じで、いい意味で爬虫類を飼育するケージっぽくないのでインテリアを邪魔することはありません。
しかし、まずこのケージを見ると、脱走の心配をされる方もいらっしゃると思います。
心配無用です。
前面も20cmの高さがあるので余程巨大なレオパでなければ脱走不可能です。
良い足場などがあれば脱走の可能性もあるかもしれませんが。。。
まあよく観察していると、脱走を試みているようですが、無理です。
かえっていい運動になっているような気もします。
とにかくこちらのケージ、レオパを飼育するにあたり、メリットに溢れているんです。
メンテナンスが簡単
レオパなどの爬虫類は、真上からのアプローチを嫌います。
このケージの特殊な形状は、メンテナンスや給餌の際には斜め前方からのアプローチを可能にし、レオパに与えるストレスをかなり軽減させられます。
掃除などのケージ内のメンテナンス時は、斜め前方の広い開口部から作業を行えるので、レオパを怖がらせることなく作業できます。
また、十分な幅があるので、ケージを半分に分けて順番に作業することで、レオパをケージ外に出すことなく簡単にケージ内のメンテナンスができますので、いつでもケージ内を清潔に保てます。
実際、給餌やメンテナンスでレオパが怖がるようなことはまずありません。
温度勾配もつけやすく、レイアウトも楽しめる
現在、ケージ内には、ケージ幅の1/3程度にパネルヒータ設置し、その上の位置にドライシェルター、真ん中のゾーンは何も置かず、残りの1/3エリアにウエットシェルターを置いています。
それぞれのシェルターの側に温度計を設置していますが、夏場も冬場も、ウエットシェルターの側が25℃前後、ドライシェルターの側が30℃前後です。※冬場はドライシェルター上部に暖突を設置してます
このように、十分な幅があることで容易にケージ内に温度勾配を作ることが可能です。
また、プラ段やアクリル板などで、開口部に合わせた蓋を作っておけば、蓋の開閉により、通気・温度の調節が容易に可能です。
幅に余裕があり、レオパも伸び伸びと動き回れていますので、レイアウトも色々と楽しむことができます。
観賞しやすい
全面がガラス製で、フレームレス。
視界を遮るものは何もありません。
存分に、レオパ観賞を楽しめます。
レオパの観賞は毎日のことですから、観賞にストレスを感じないことは私的にはかなり重要な要素です。
暖突の設置も問題なし
気温が下がる冬場になると、流石にパネルヒーターだけではケージ内の温度が維持できないので定番アイテム暖突を使います。少し工夫が必要ですが、問題なく設置できます。
暖突を設置できるのは非常に大きなメリットです。
また、天板部分には、コード類を通せるスペースも開いているので、コード類の配置に頭を悩ませることもありません。

暖突の設置については、こちらのレオパの冬支度の記事をご参照ください。
デメリットは爬虫類の沼問題
ここまでジェックス グラステリア アクアテラス スリム450の素晴らしさをお伝えしてきました。
レオパの飼育に申し分ないケージではないでしょうか?
そうでもないんです。
思わぬところにデメリットがありました。
レオパの多頭数飼育
このケージ、レオパを何匹も飼いたい方には不向きなんです。
爬虫類を買い始めると、結構な確率で次々と爬虫類を飼いたくなります。
爬虫類の沼にハマるという現象です。
レオパを多頭飼育する場合は、やや小さめのケージを並べ、パネルヒーターや暖房器具も1ケージにそれぞれ設置せずに、効率よくまとめて温度管理するのが一般的です。(レオパマンションなどと呼ばれています)
このケージで多頭飼育する場合、それこそ膨大なスペースと、膨大な光熱費がかかってしまい現実的ではありません。
爬虫類専用の広い部屋があり、光熱費なんか気にならない!こんな方なら別ですが。。。。羨ましい限りです。
湿度の保持
こちらのケージは付属のガラス板を使用しても天井部分は半分はオープンな状態。
それゆえに抜群の通気性なのですが、それ故に冬場はケージ内が乾燥しがち。
ウエットシェルターを置いてあるのでレオパが必要に応じて移動するので大きな問題ではないのですが。。。。。
真冬の脱皮時などには少なからず影響がでるかもしれまん。
脱皮が上手ではないレオパもいますからね。
今のところ我が家のレオパは、湿度が足りなくて不快そうな素振りはありません。
レオパより湿度を必要とするニシアフ(ニシアフリカトカゲモドキ)をこのケージで飼育する場合は少し湿度対策が必要となってくるかもしれません。
まとめ
- メンテナンスが簡単
- ケージ内に温度勾配を容易に作れる
- 温度・通気のコントロールが容易
- 暖突の設置が可能
以上、ジェックス グラステリア アクアテラ スリム450のメリットを中心に紹介させていただきました。
こちらのケージ、レオパ1匹を飼育するには文句なしのケージですが、爬虫類の沼にハマっている方は注意が必要ですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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