家づくりで知っておきたい。坪単価のカラクリ

2020年11月20日

マイホームの購入計画を立てる際に目にする坪単価。家づくりの費用を知るひとつの目安となります。この坪単価、概算を知るという意味では非常に便利です。ただし気をつけなければいけないことがあります。

坪単価は変動します。

坪単価とは

家を建てる時に一坪あたりにかかる値段が坪単価です。

例えば坪単価40万であれば30坪の家が1200万で建てられるということです。しかし注意が必要です。よく広告や住宅展示場などの営業トークで提示される坪単価はいわゆる入口価格での表示、つまり必要経費を除いた建物本体工事だけの坪単価ということになります。

実際に家を建てようということになり契約して提示された見積書を見てびっくりなんてこともあるはずです。家を建てる際には建物本体工事の他に別途工事費用が必ずかかることを知っておくことが必要です。

坪単価は箱だけの価格表示

建物本体工事とは、建物そのも、つまりは箱を作る工事です。実際費用の7、8割り程度が建物本体工事にかかります。しかし箱だけでは実際に生活することは不可能です。その為以下の様な別途工事が必要となってきます。

  • 屋外給排水工事
  • 屋外電気工事
  • 現場管理費用
  • 地盤調査費用
  • 電気工事申請料

すべてではありませんが代表的な別途費用です。300万を超えることも珍しくありません。少しでも坪単価の表示を低くするために建物本体工事にかかる仮設費用や、仮設足場代も別途工事に含まれてしまっていることもあります。

まだ他に、登記に関る費用や、必要に応じて地盤改良費、上棟式や地鎮祭などでもまとまった費用がかかかります。最初からこの辺りの費用まで言及してくれる営業さんは少ないと思います。

契約する前に坪単価のカラクリが明らかになってしまいますから。

坪単価に騙されるな!!

よく住宅メーカーなどの広告等で提示されている坪単価はいわゆる気を引くための撒き餌です。『おっ、安い』と思わせるのが目的です。

撒き餌につられたお客さんが、モデルハウスや住宅展示場に来場し、営業トークに乗せら契約、という流れになるのです。彼らは買う気にさせるプロです。長く続くローンの返済のことなど考えてくれません。(一部には、親身になってローンのことまで考えて提案してくれる素晴らしい営業さんもいるようです。)

まず最初に概算の総建築費を提示してもらい、予算に見合った買い物かどうか冷静に判断しながら話を聞く必要があります。

最後に

色々なハウスメーカーを比較検討する際には坪単価表示は非常に便利です。

ただでさえも当初の予定よりも費用が膨らみがちなマイホーム購入計画。表示されている坪単価は実際にかかる費用の7,8割程度であることを頭に入れておいても損はないと思います。

何度も言いますが、総建築費が重要です。

いくつかのハウスメーカーなり工務店の候補が見つかったら、坪単価の中にどこまでの工事が含まれているか、総建築費用はどれくらいなのかを早めに知ることです。そうすることが、できるだけ自分の予算と理想に合ったハウスメーカーや工務店をみつける近道になるはずです。

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