暖突は設置可?レイアウトは?ヒョウモントカゲモドキ(レオパ)飼育ケージにグラスハーモニー450は最適?

グラスハーモニー。
レオパのケージを探していると必ず一度は必ず耳にするケージ。
気になりませんか?グラスハーモニー。
グラスハーモニーがレオパのケージとして適しているかどうか?
現在、私がレオパのケージに利用している、グラステリアアクアテラスリム450との比較も混じえながら解説します。
レオパのケージをお探しの方、必読です。
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グラスハーモニーがレオパ飼育に適する理由
実はこのグラスハーモニー、なんとハムスター用のケージとして販売されている商品。
しかし、これから解説する、その特徴を知れば知るほど、このグラスハーモニーでレオパを飼いたくなります。
まるでレオパのために作られたケージのようだ。。。。。
そう思うはずです。

オールクリアケージ
前面・側面・背面がガラス素材。
レオパを観賞するのに申し分ありません。
またハムスター用ですので、通気孔もしっかりとあり、風通しも問題なさそうです。
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前面観音扉
前面は観音開きで、フルオープン可能。
もうこれだけでほぼ合格って感じですね。
爬虫類用ケージといえば観音開き。
前面からのアプローチが可能なので、余計なストレスをかけることなくお世話できます。
底トレイが取り外し可能
なんと、ケージ本体と底のトレイが取り外し可能。
床材の交換などがかなり簡単になりますね。
ソイル・サンド系の床材を使用するハードルがグッと下がります。
メンテナンス性にもかなり優れてますね。
パネルヒーターの設置スペースあり
底面にシートタイプのパネルヒーターを差し込むことが可能。
レオパ飼育にパネルヒーターは必須。
あらかじめスペースがあるのは心強いかぎりですね。
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サイズと価格
今回は、現在レオパ飼育に使用しているグラステリアアクアテラスリム450と同等サイズのグラスハーモニー450プラスとを比較してみました。
グラスハーモニー450プラス | グラステリアアクアテラスリム450 | |
サイズ(幅×奥行き×高さ) | 46.8×31×28.2cm | 45×23×30cm |
重量 | 約3.7kg | 約5.7Kg |
価格 | 約4000円〜6000円 | 約5500円 |
グラスハーモニーの方が、やや広くて軽いが、やや高い、といった感じでしょうか?
レオパ1匹を飼育することを考えるとケージとしはやや高価でしょうか。
ただし、グラスハーモニーに関しては、価格の変動が激しく、高値の時と比較して2000円以上安く販売されていることもあります。
Amazonで特にこの傾向が見られます。
急がない方は、Amazonの価格をチェックして、値下がっているタイミングで購入するのがオススメです。
メンテナンスのしやすさ
グラスハーモニーの1番のメリットと言っていいかもしれません。
観音開きで前面からアプローチできる上に、底面のトレイが外せるので清掃などのメンテナンスの負担がかなり軽減されそうです。
床材の交換も簡単なので、ソイル・サンド系の床材を使用したいのであれば、メンテナンスの面から考えてもグラスハーモニー1択ではないでしょうか?
グラステリアアクアテラスリム450もメンテナンスはしやすいですが、重量もあるので、砂系の床材の交換に関してはかなり大変なので、使用する床材が限定されてしまいます。
▼レオパのイチオシ床材についてまとめた記事はこちら。
→【誤飲の心配無用!】レオパの床材にはあの意外なモノがおすすめ!
広さとレイアウトのしやすさではグラスハーモニー
どちらもレオパを終生飼育するには充分な広さです。
ただしグラスハーモニー450の方が少し広く、メンテナンスもしやすいので、レイアウトに凝りたいのであればグラスハーモニーがオススメです。
サイズ的にはどちらもすのこで自作した棚には問題なく納まりそうです。
▼自作すのこ棚についてまとめた記事はこちら。
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レオパの複数飼育に対応できる
グラステリアアクアテラスリム450は特殊な形状なため、レオパマンションのような、幾つもケージを並べたり、重ねたりして飼育することに不向きです。
エアコンや温室での一括管理であればパネルヒーター以外の保温器具の必要ありません。
またケージも2つまでなら重ねられるため、ケージを複数使用して何匹もレオパを飼育をするのであればグラスハーモニーを使用したいですね。
また、複数飼育をするのであれば、グラスハーモニー360プラスも飼育可能な大きさなので候補に上がってきます。
インテリア性
これは完全に好みの問題になってしまいます。
両方のケージとも、オールクリアでフレームレスなので、インテリアの邪魔になるようなデザインではありません。
私はどちらかというと、スタイリッシュな感じのするグラステリアアクアテラスリム450の方が好みですね。
▼おしゃれなテラリウムケージについてまとめた記事はこちら。
暖突の設置は可能か?グラスハーモニーでの温度管理
1年を通して使用するパネルヒーターに関してはどちらのケージにも設置できます。
先にも述べましたが、グラスハーモニーはパネルヒーターの設置スペースがケージの底面にあります。
そのためパネルヒーターに関しては、断然グラスハーモニーの方が設置しやすいです。
しかし冬場の温度管理では、温室やエアコンなどで管理していない限りは、パネルヒーターとは別に保温器具の設置が必須。
冬場の保温器具の定番といえば暖突。
グラスハーモニーの唯一の弱点といっていいかもしれません。
暖突が設置できません😣
保温球の使用も難しそうです。
使用するのであれば、暖突も、保温球も、ケージの外側からになりますね。
暖突に関しては、距離が離れるほど加温効果が減少するのでできればケージの内側に設置したいところです。
正確にいうと、暖突に関しては設置できなくもないが、ケージに加工が必要なためかなり大変で、安全面で不安があります🔥
うまく設置できないと、ケージが溶けてしまうという報告もあります😱
グラステアアクアテラスリム450に関してはちょっとした工夫で比較的簡単に設置できました。
温室やエアコンなどで温度管理していない飼育者にとっては、冬場に暖突を使えないのは非常に大きな問題となります。
▼暖突とプラ段を使った冬場の温度管理についてまとめた記事はこちら。
→【レオパの冬支度】暖突と断熱材(プラ段)で冬場の室温低下対策!!
レオパならワンサイズ下のグラスハーモニー360でも
そこまでレイアウトなどにこだわらないのであれば、ワンサイズ下のグラスハーモニー360も良さそうです。
見た目もケージの仕様もサイズ以外は全く同じです。
少しコンパクトになりますが、レオパであれば充分に飼育可能ですし、コンパクトになった分、温度・湿度管理がしやすくなるというメリットがあります。
価格的にも更に魅力的になるので、複数のレオパを飼育するのであれば、非常に使い勝手の良さそうなケージですね。
まとめ
以上、グラスハーモニーの特徴と、現在使用しているグラステリアクアテラスリム450との比較についてでした。
グラスハーモニーは、レオパのような壁を登らない夜行性の爬虫類にぴったりのケージです。
どちらのケージも甲乙つけがたいですが、私的には今のところグラステリアアクアテラスリム450に軍配が上がります。
ただし、暖突の設置がうまくいきそうであれば、すぐにでもグラスハーモニーを使用してみたいですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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